東北・関東大震災を経験して 1

かなやん!

2011年03月27日 23:55

もう何が起きても不思議ではありません。
はずれてほしいのですが、
なんとなくイヤ〜な予感がするのです・・
これから準備する方、
途中の方、
参考になれば幸いです。


【非難道具として絶対に必要だと確信した物!】


■寝袋
  収納サイズができるだけ小さくなる、
厳冬期対応のシュラフ。
価格で妥協しなければならないとしても、
モンベルのほら、
なんだっけ、
あの安いモデルの♯1クラス、
になるのだと思います。
緊急搬送の対象となった家族が残して行った
毛布3枚があったものの、
確保した就寝スペースが土間のため、
雪が降った夜は、
凍死を覚悟しました。



■トイレットペーパー
 これがない状況など想像したくもありません。

■手指消毒液
 沢水があれば超ラッキーで、
石鹸で洗うなど夢のまた夢。
幸い普段から持ち歩いていたアルコールスプレーのおかげで、
安心感が違いました。
非難初期、ほとんどの人は
“用を足した”手のままの飲食を
余儀無くされていたと思います。

■ゴム手袋、軍手
 田舎の避難場所は基本的に公民館。
建物が古ければ高確率でボットン便所。
数十人が数日使い続ければ・・・
もちろんバキュームカーなど出動できる状態ではありません。
よって、人力汲み取りして掘った穴に捨てるぞ、という話になります。
その他、廃材、瓦礫などに触れる機会がドーンと押し寄せてきますので。

■長靴
 今回のように、水害が絡む災害の場合、
スニーカー、トレッキングシューズなんかダメダメです。
余震の間隔があいて
もう大丈夫なんじゃないかという空気になると、持ち出せなかった大切な品々、
避難生活に役立ちそうなものを探しに行かなくては、と思うようになります。
また、自分の意志とは関係なく
行かねばならないような流れになる場合も。
道路の被害状況の確認、
被災車に残された車のガソリン抜き取り、
食料探索etc・・・
瓦礫と泥の中を歩くことになる訳ですが、
生粋の田舎町となりますと
ボットントイレというものが無数に、ごく自然に存在するわけで、
津波をかぶればそれらがオーバーフローするのも当たり前。。。
また瓦礫の下にあるご遺体は腐敗がすすむでしょうし、
感染症を持っていた方もおられるでしょう。



■携帯電話
 ・スペアバッテリー
 ・乾電池式補助電源
 ・シガーソケット用充電器


■LEDヘッドライト
 ジェントスDPX-233Hなど、
単3電池仕様のものがおすすめです。
明るさはもちろん、電池の“もち”は驚異的。


■メモ用紙と油性サインペン
 A4など大きめの紙を畳んでおく。
安否情報など大切なメッセージを伝える、残す、人に託す際、
大きくしっかりした文字で書く必要があります。

■マスク、ゴーグル、目薬などの抗アレルギー用品
 空気の乾燥に加え、
特に朝と夜はおびただしい数の毛布が
一斉にバフリバフリ・・・
喘息持ちにとって、
避難所はたいへん過酷な環境となります。


■ツールナイフ
 トゲ抜きは必須です。
カンキリも必要です。
復旧したスーパー、小さな商店では缶詰めに人が殺到します。
しかし売れ残っているものもありました。
プルトップタイプではない、
昔ながらの缶キリを必要とする缶詰めです。





つづく・・・
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ちなみに私のおかれた状況は・・

・車を指定避難場所よりさらなる高台に上げる暇なく、徒歩、もとい全力疾走で非難。
車3台津波にもっていかれました。

・家族親類の大人5人+4才児+16才老犬を引き連れての非難。

・非難場所は
住んでいたところとは違う地区の公民館で、
8割くらいが知らない人。

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